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映画『テルアビブ・オン・ファイア』鑑賞

歴史的な経緯や複雑な背景を抱えるイスラエル・パレスチナ問題を、コメディタッチでふんわり描いた2018年のイスラエル映画でした。サメフ・ゾアビという監督はイスラエル国籍のパレスチナ人。現在は在アメリカだそうです。制作や公開にあたって色々な苦労があったと思いますが、約100分の上映時間はあっという間でした。毎日の通勤で、銃を保持した兵士のいる検問所を通らなければならないなど日本に住む私たちには想像できない厳しい日常を知ることもできました。他方ラストシーンは、笑いを交えつつ、イスラエル・パレスチナ間にwin-winの関係を築こうというメッセージを感じました。笑う門には福来るです。なお愛の果実はトマトだそうです。知りませんでした。勉強になりました。