翌14日は、明治学院大学/白金校舎における学会に参加しました。登壇された皆さんによるご報告・(その後の)討論、いずれも素晴らしい
ものでした。その中でも、第3報告の討論者で、筑波学院大学教授/白田佳子先生による、「人工知能学者は...人工知能(AI)が人類の知能
を超える転換点とされるシンギュラリティが2045年に実現することは:『ない』と明言!」されているというご紹介が印象に残りまし
た。確かにAIを専門とされない先生で、このように(シンギュラリティは来ないと)おっしゃる方はいらっしゃいます。しかし(私が知る限
りではありますが)、AIを専門とされる人工知能学者で、このようにおっしゃる方がいらっしゃるとは知らなかったからです。AIは単なる
プログラム、人間の作成したプログラム通りに機能するだけという事実(またはAIの限界)をベースに、AIを新たなパートナーとして、今
後どのような研究ができるか、正に今回の統一論題のテーマである「会計研究の新しい潮流」を予感しました。