今年の反省は、一次資料や(目の前の)現実に真正面から取り組む姿勢が(足り)なかったことです。何事もマクロでザックリとらえて、シンプルに白か黒か(の二者択一)で考えることが多かったように思います。分かりやすさ・伝えやすさに逃げていたのかもしれません。確かに、現場からの情報をかみくだいて(忙しい)経営者に説明し、適切な意思決定に役立ててもらうことは重要です。しかし、白か黒かだけではいかないのが現実です。さらに、分かりやすさ・伝えやすさは、事実関係の丁寧な積み重ねがあってこそです(そうでないとcherry picking、良いとこどりになり得ます)。来年から(本格的に)アカデミックの世界でお世話になることもあり、今年はこの点を深く反省しました。