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人・モノ・カネ

会社は、人・モノ・カネで回っています。日本は平成に入った頃から、(第二次世界大戦後の経済活動を支えてきた)社会の仕組みが(少しづつ)時代に合わなくなりました。様々な改革を迫られる一方、選挙のことを考えると、優先順位をつけて対応せざるを得ない現実もあったかと思います(それが課題先送り体質につながったどうかまでは分かりませんが)。同様の現象は、(日本だけではなく)世界中でみられます。確かに会社は、人・モノ・カネで回っています。しかし人はモノ・カネとは違います。平成が終わり令和がスタートした今、日本は出来るだけ人に配慮した経済活動が求められているのかもしれません。そこでは、人も時代に合わせて変わります。(私を会計学者と言えるかどうかはさておき)会計学者にとっても、自分の守備範囲に(過度に)とらわれることなく、色々なことに目を向ける良い機会のように思います。