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のぞみ

名古屋への移動は、いつものぞみ(東海道新幹線)です。今回も(いつも通り)品川駅から(のぞみに)乗りました。のぞみは、ほぼ10分おきに出ています。(品川→名古屋の)乗車時間は90分、湘南新宿ライン/特別快速の乗車時間(渋谷→新町@群馬県)より短いです。乗車したのぞみは、乗車率・マスク着用率ともほぼ100%でした。ところで、リニア新幹線(中央新幹線)の構想があるようです。しかし、不測の事態(災害)やのぞみの老朽化(経年劣化)に備えたバックアップ機能の他に、どのような貢献を想定しているのでしょう。逆に、リニア新幹線が止まらない駅が気になります。のぞみでいうと、例えば静岡駅には止まりません。数年前、所属する学会の全国大会が(静岡地区で)開かれました。そのため、ひかり・こだまを利用しました。とはいえ、本数はひかり・こだま夫々1時間に1本、(品川→静岡の)乗車時間はひかり60分・こだま90分と、のぞみほどの利便性はありませんでした。実際、新幹線をテコに地域活性化を図る施策は、1964年に開催された(前回の)東京オリンピック以来、全国で展開されています。しかし、半世紀以上経過した現在においても、同様の施策が有効かどうか検証する必要があるように思います。人口減少・少子化・高齢化が進み、新幹線は勿論、鉄道そのもののあり方さえ問われているように思うからです。