· 

フラリーマンとインフォデミック

最近良く耳にする言葉に、フラリーマンとインフォデミックがあります。フラリーマンは、社会心理学者の渋谷昌三という人が、自らの著書の中で使ったのが始まりだそうです。その由来は、フラフラするとサラリーマンの掛け合わせとのことです。近年、働き方改革によって時間ができた会社員が増えて、(フラリーマンという言葉の)認知度が(一層)高まっているようです。ところで現在は、働き方改革がテレワークへ進化しています。在宅勤務も推奨されています。仮に在宅勤務が普及すると、真っ直ぐ家に帰らずフラフラする状況は(そもそも)生じせん。働き方改革の進化は、フラリーマンにも影響を与えるかもしれません。インフォデミッ(Infodemic)は、情報の伝染という意味のInformation Epidemicを短縮した言葉です。近時、新型コロナウイルス感染拡大に関するニュースとともに、根拠のない情報やデマが飛び交っています。このような状況を、WHOがインフォデミックと称しています。ウイルスとともに-場合によってはウイルスより先に-根拠のない情報やデマが拡散する事態は避けなければなりません。インフォデミックに対しても、基本動作を励行し落ち着いて対応したいと思います。