担当科目に関して、5月第3週(第1回)から6月第1週(第4回)まで計4回分の、遠隔授業の資料作成が(一応)完了しました。現在は、家族を相手にZoomを使った(1回あたり15分程度の超要約版)オンライン授業の練習と資料の推敲を行っています。おかげさまで、何とか少しずつ前進しています。ところで、Zoomによるオンライン授業(及びSkypeによるオンライン打合せ)に関しては、先行する皆さんと同様の感想を持ちました。プロス・コンスに分けると次の通りです。プロスは、①発表・意見・質問がしやすく全員が聞いてくれる、②座席順や座
る場所を気にしなくて良い、③参加(最)上位者の機嫌や表情・場の空気を読まなくて良い、④時間通りに終わることが出来るなどです。これに対してコンスは、①開催者はスケジュール調整・参加者の事前招待や参加確認など意外と大変、②どうしても(オンラインは)時差が生じ慣れるまではコミュニケーションが取りづらい、③新しい(オンライン用の)プレゼン能力が必要、④前後や合間のちょっとした空き時間を使った雑談や立ち話が出来ず腹を割った話がしにくいなどです。実際、添付2020年4月25日付日本経済新聞「会計士『リモート監査』帳簿や領収書、在宅チェック」でも、「改ざんがないか最終的に現物を確認する作業は残る」「遠隔作業は手間がかかる面もある」「現場では作業効率が20%程度落ちている」といった指摘がされています。
添付 https://www.nikkei.com/article/DGXMZO58510810V20C20A4EA1000/
確かに、最初は色々なこと・想定外のことが起こり、思うように行かないと思います。しかし、学生さんに迷惑をかけないように1つ1つ丁寧に対応していけば、きっと大丈夫です。日本も今後は、オンラインが普通(でオフラインが特別)になるかもしれません。せっかくの機会です。このような変化を楽しみながら、OODAループを意識し、スモールスタート・アーリースタートで、これからもやっていきたいと思います。