GW中に、緊急事態宣言が延長されました(添付2020年5月5日付日本経済新聞「緊急事態宣言延長『断腸の思い』首相会見要旨」ご参照)。
添付 https://www.nikkei.com/article/DGXMZO58779330U0A500C2PE8000/
これで延べ2ヵ月に亘る緊急事態となりました。正直、延長に驚きはありませんでした。ただ緊急という言葉意味は、「重大で即座に対応しなければならないこと。また、そのさま(下線は安藤)」です。これに対して、「ある程度の長期戦を覚悟する必要がある(下線は安藤)」
という会見要旨における時間軸は、(やや)マッチしていないように(も)感じました。この点、例えばアメリカは、「国家非常事態宣言」を発出しています。確かに、緊急事態も非常事態も英語にすれば、”a state of emergency”で同じかもしれません。しかし、神は細部に宿ると言います。次の1ヵ月で「あらゆる手を尽くし次の流行へ万全の備えを固める」には、隅から隅まで、細心の注意を払う必要があるように思いました。