先週末の学会年次大会は、従来の対面ではなく初めてのオンラインでした。関係者の皆さんのご尽力で、これといったトラブルや不便のない、素晴らしい大会でした。セッションは、Zoomのウェビナー機能を用いて開催されました。時間が来たら、事前にメール配信された大会視聴用URL付プログラムに付されているリンクをクリックし参加します。幸い2日ともインターネット環境は良好で、予定していた4セッション(初日：企業価値と無形資産、コーポレート・ガバナンス、2日目：株主還元、ESG(の一部))全てに参加することができました。オンライン参加者(従来のフロア参加者)の疑問や質問は、チャットに書き込むとすぐにシェアされます。また手を挙げるをクリックすると、ミュートが解除され発言もできます。従って、各セッションにおけるコミュニケーションは従来同様(または従来以上に)スムーズでした。オンラインというイノベーションが、新たな社会の価値創出につながるように思いました。また日頃は、リアルタイム型オンライン授業を行う立場です。今回初めて、(オンライン参加者という形で)学生さんと同じ立場を経験できたことも収穫でした。