· 

オンライン授業小括

おかげさまでオンライン授業にも慣れてきました。今週はちょうど前期の中間点、折り返しでした。今日はここまでを振り返り、雑駁かつ順不同ですが、気づいたことを書いておきます。

①学生さんとの新しい向き合い方を意識するようになりました。勿論Zoomを通してという技術的な違いがあります。それに加えて、学生さんの多くは自宅から(オンライン授業に)参加されているので、ご両親やご家族の存在を考えるようになりました。おそらく自宅で(オンライン授業を受けている)学生さんを見れば、授業の様子・教員の技量や熱意が分かるのではないでしょうか。毎回授業参観です。

②熱心な学生さんには、オンライン授業はベターではないでしょうか。自分の周囲を気にする必要がなく、教員とのコミュニケーション・ツールも十分だからです。

③確かに教員はZoom操作に習熟していた方が良いと思います。しかしそれ以上に、オンライン授業にチャレンジしてみようという意欲・学生さんが1人でPCやスマホを通して授業を受けている(であろう)状況に配慮した説明や話し方が大切だと思います。

④オンライン授業に関する学生さんのコメント・指摘は、謙虚かつ真摯に受け止めています。ビジネスで言えば、顧客の生の声・宝物だからです。

⑤オンライン授業を通して、対面授業の価値を再認識しました。先週から対面授業が一部再開しています。改めて学生さんと対話しながら(授業を)行っていることが良く分かりました。

教員間でも(手軽に)オンライン会議を立てるようになりました。

それにしても、オンラインが短期間でこれほど普及したのは、新型コロナウイルス感染拡大の影響です。(新型コロナウイルス)感染終息後のインタラクション(interaction)は、全く別のものになるのでしょうが、(オンラインが)新たな可能性を秘めていることは間違いありません。今からオンラインに接することで、ポスト・コロナへの準備にもなっているように思います。