1ヵ月ほど前になりますが、「『コロナ後』世界100社ランキング、日本は3社のみ」という記事を目にしました(添付①2020年6月26日付朝日新聞デジタル版ご参照)。① https://www.asahi.com/articles/ASN6T6T23N6SUHBI01R.html
内容は、英/Financial Timesによる今年初めから6月半ばの間に時価総額を増やした企業の世界ランキングを紹介するものでした。それによりますと、100位以内の日本の3社は中外製薬(21位)・キーエンス(48位)・第一三共(68位)です。その中でキーエンスについて、「6月初めには同社株は過去最高をつけ、トヨタに次ぐ日本で2番目の価値の企業になった」と述べていました。そこで、日本企業の時価総額ランキング(添付②ご参照、2020年7月28日時点)を見てみました。キーエンスは3位(11.1兆円)、中外製薬が7位(8.5兆円)・第一三共が10位(6.8兆円)と何れもトップ10入りしていました。これからも頑張って欲しいと思います。② https://r.nikkei.com/markets/ranking/caphigh
それにしても、世界100社ランキングはともかく、日本企業の時価総額ランキング上位に、所謂経団連銘柄(≒日本の経済界をリードすべ
き企業、例えば会長・副会長所属企業)が(トヨタ以外)見当たらないのは残念です(勿論時価総額が全てではありませんが)。