9月末、日本経済新聞が2日連続で郵政の減損について報じていました。何点か興味深く感じました。
2020年9月29日「郵政、ゆうちょ株で減損 2.9兆円の可能性」https://www.nikkei.com/article/DGXMZO64378720Z20C20A9EE9000/
2020年9月30日「郵政、ゆうちょ株で3兆円減損 4~9月期」https://www.nikkei.com/article/DGXMZO64417470Q0A930C2EE8000/
第1に、日経の報道はタイムリーかつ正確でした。第2に、子会社株式なのに「ゆうちょ銀の株価」によって減損要否が左右される?と思いましたが、親子上場でした。第3は、「連結業績には影響は出ない」についてです。連結損益計算書上は、子会社の損益計算書を取り
込むことで、子会社価値の減少を毎期段階的に認識しているはずです。「影響は出ない」と言い切っている点を興味深く感じました。