· 

JR東の終電繰り上げ

JR東が発表した2021年春の新ダイヤ案では、首都圏の多くの路線で終電が繰り上がります(2020年10月21日付日本経済新聞「早まる首都圏の終電 八王子30分・千葉23分・川越13分」https://www.nikkei.com/article/DGXMZO65275760R21C20A0L83000/)

背景には人手不足に加え、新型コロナウイルスによる需要減少があります。作業員自体の減少に、近年は駅でのホームドア設置やバリアフリー化なども加わり、工事量全体は10年間で1割増えるなど、職場環境の厳しさも増しているのだと思います(2020年10月21日付日

本経済新聞「JR東、需要減でダイヤ見直し 飲食業で新たな動きも」)。https://www.nikkei.com/article/DGXMZO65295590R21C20A0TJ1000/

幸い今のところ首都圏は、私鉄各社も充実しています。事業者・利用者いずれにも無理のない形で、新体制に移行できればと思います。

ところでJR東はともかく、JR北海道・JR四国・JR九州の各社は、JR東ほど稼げないにもかかわらず(収益性低)、JR東以上に地域の足としての役割を期待されています(公共性高、地域ニーズ高)。ただこれらの地域は、首都圏以上に人口減少および少子化・高齢化が進んでいる

ことから、JR各社の先行きも気になります。