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残念な状況

国内における研究不正が後を絶たないようです。出所:2020年12月18日付日本経済新聞 

成果焦り、後絶たぬ研究不正 実績求めハゲタカ誌投稿: 日本経済新聞 (nikkei.com)

この問題に関しては、「研究者個人の倫理観向上と研究の透明性確保が大事」で、「多くの大学は研究者に注意を呼びかけるが妙案はなく『研究者の倫理観やリテラシーの向上が重要』」です。ただこれらは以前から繰り返し指摘されていることであり、やはり妙案はありません。結局は研究者一人一人の良心にかかっているからです。このように残念な状況ではありますが、新たな年を迎えるこのタイミングで再認識できたことをプラスにとらえたいと思います。もとより微力かつ分野は異なりますが、担当する学生さんおよび自分の論文において引き続き肝に銘じる所存です。