· 

映画『カポネ』鑑賞

この映画は、有名なギャングであるアル・カポネ(18991947)の最晩年を描いた作品です。とはいえ、ギャング映画によくあるマフィアの抗争や隠し財産に係わるサスペンスではありません。アル・カポネの主観(現実や幻想)に、ホラーの要素を加えた異色の作品です。老いや病からは、誰も逃れられないという現実も(改めて)突きつけられました。ところで映画館は、検温や消毒を励行しています。観客も、座席予約の段階で密にならないよう注意しています。こういった取り組みを継続することで、withコロナにおけるニューノーマル(新常態)が確立し、以前と同じように、映画を楽しむ日常を取り戻せるように思いました。