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『野口哲哉展-THIS IS NOT A SAMURAI』鑑賞

群馬県立館林美術館で開催されている『野口哲哉展-THIS IS NOT A SAMURAI』へ足を運びました。以前、NHK/Eテレの日曜美術館で『野口哲哉展』について紹介されていたのをみて、興味深く感じたからです。野口哲哉は、「鎧と人間」をテーマとする絵や小さな立体

作品を通して、現代性や人間性を問いかける美術作家です(香川県高松市出身、1980年生まれ)。絵も立体作品も、細部にまで神経の行き届いた精緻なものばかりでした。同時に、どこかユーモラスにみえるところは、野口哲哉の人間に対する優しさによるのかもしれませ

ん。野口哲哉独特のユニークな世界観がどのように生まれたのか、もう少し深く知りたいと思い、画集を買って帰りました。じっくり楽しもうと思います。ところで会場の群馬県立館林美術館は、広大な敷地を有する素晴らしい美術館でした。芝生の手入れも丁寧になされるなど築20年とは思えませんでした。写真は全部で5枚、2枚目と3枚目が作品(の一部)、4枚目と5枚目が(外からの)美術館です。