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『巨大映像で迫る五大絵師-北斎・広重・宗達・光琳・若冲の世界-』鑑賞

大手町三井ホールで開催されている『巨大映像で迫る五大絵師-北斎・広重・宗達・光琳・若冲の世界-』へ足を運びました。この企画は、高さ7メートル・幅45メートルの3面からなる大画面を通して、新たな映像体験を提供する「デジタルアート展来会」です。しかし感覚的には「テーマパーク」でした。最初に解説(約20分)、次に本編(約20分)、最後に写真を自由に撮れる時間(約10分)という構成で、あっという間に時間が過ぎました。おそらく5人の作家は、自らの作品がこれほど拡大されて鑑賞されることは、想定していなかったはずです。しかしデジタル化によって、アラが見えるどころか、作家たちの緻密さとこだわりが浮き彫りになっていました。本編で上映される作品は、全42作品の中から毎日入れ替わります(ダブルプログラム方式というそうです)。今回観ることが出来なかった作品も観たいと思いました。