緊急事態宣言が、先週の7府県（茨城・栃木・群馬・静岡・京都・兵庫・福岡）に続いて、8道県（北海道、宮城、愛知、岐阜、三重、岡山、広島、滋賀）へ更に拡大しました。いずれもまん延防止等重点措置からの「移行」、期間は8月27日から9月12日です。
出所：2021年8月25日付日本経済新聞 新型コロナ: 緊急事態8道県追加、まん延防止は4県 政府決定: 日本経済新聞 (nikkei.com)
この結果、緊急事態宣言は、21都道府県（13＋８＝21：東京、沖縄、埼玉、千葉、神奈川、大阪、茨城、栃木、群馬、静岡、京都、兵庫、福岡、北海道、宮城、愛知、岐阜、三重、岡山、広島、滋賀）に対する発令となりました。一方、まん延防止措置等重点措置は、8道県が緊急事態宣言へ「移行」しましたが、高知・佐賀・長崎・宮崎の4県が「新規」対象となり、12県（16―8＋4＝12：石川、福島、熊本、富山、山梨、香川、愛媛、鹿児島、高知、佐賀、長崎、宮崎）に対して適用されています。まとめると次の通りです。
①緊急事態宣言が発令されている都道府県数と対象の人口：21都道府県、95,507千人
②まん延防止措置等重点措置が適用されている県数と対象の人口：12県、14,397千人
③それ以外の県数と対象の人口：14県、16,263千人
補足1）期限は全て9月12日まで。
補足2）①＋②＋③＝47都道府県、126,167千人。
補足3）14県は、青森・岩手・秋田・山形・新潟・福井・長野・奈良・和歌山・鳥取・島根・山口・徳島・大分。