この作品は、1965年にレコード発売された音声ドラマ（3編）に、super marionationと呼ばれる人形劇とミニチュア特撮による新作映像をつけた、日本語劇場版映画です。サンダーバードは、何年か前に、remake & reboot版『サンダーバード ARE GO』がテレビ放送されました。ただ、（remake & reboot版なので止むを得ないのですが）主要人物がCGで作られていたり、国際救助隊の独立性・秘匿性がなくなっていたりしました。こういったオリジナル版との差異になじめず、途中で観るのを止めました。今回、1965年にイギリスで、1966年には日本で放送されたサンダーバードの（ペネロープとパーカーがメインの）「新作3編」を、オリジナル版で楽しむことが出来て幸運でした。子供の頃お年玉を持って映画館へ行った時のワクワク感を思い出しました。