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貯金箱とハンマー

日本企業に積みあがっている300兆円を超える現預金は、解き放つ必要があり、(日本企業という)「貯金箱」を叩き割る「ハンマー」の役割を、会計(開示)が果たし得るのでは?という見解があるようです。

出典:2022年1月15日付日本経済新聞電子版 日本企業の貯金箱 「会計」で叩き割れ: 日本経済新聞 (nikkei.com)

この点、資本市場における、企業情報の非対称性を緩和する仕組みの1つといわれている企業会計制度への新たな(ハンマーという)役割期待と理解すれば良いでしょうか。また今から約10ヵ月前、投資家も現金に殺到していたことが思い出されます。改めて、企業の本分・会計の本分について考えたいと思います。