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IFRS任意適用の意義

TDKは、2023年3月期から、米国会計基準に代わって、国際財務報告基準(IFRS)を任意適用するそうです。

出典:2022年2月22日付日本経済新聞電子版 TDK、国際会計基準を適用 233月期から: 日本経済新聞 (nikkei.com)

同社HPによると、「資本市場における財務情報の国際的な比較可能性の向上ならびに会計基準変更によるグループ経営管理の一層の効率化および品質向上を目的として」決議したとのことです。IFRS任意適用の意義として、ここでも、質的特性の1つである「比較可能性」があげられています。

それはさておき、2021年12月時点のIFRS任意適用企業は238社、2022年1月時点の上場企業は3,825社です(うち東証一部は2,184社)。これに対して、(上場企業を含むと思われる)大企業は約1万社、中小企業は約380万社と言われています。