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監査期間の長期化

会計監査で、同じ監査法人に50年以上業務を依頼している上場企業が、295社(調査対象は2021年3月期~8月期決算の約2,800社、295÷2,800≒11%)あることが分かったそうです。

出典:2022年3月12日付日本経済新聞電子版 50年以上同じ監査法人、上場企業の1割 なれ合い懸念: 日本経済新聞 (nikkei.com)

監査期間の長期化は、事業や業界の特性を把握するのに有効かもしれません。しかし独立性が保ちにくくなることが懸念されます。EUや英国で導入されているファーム・ローテーションも紹介されていました。今後の議論や動向を注視したいと思います。