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『出版120周年 ピーターラビット展』鑑賞

世田谷美術館で開催されている『出版120周年 ピーターラビット展』へ足を運びました。1902年に刊行された『ピーターラビットのおはなし』が120周年を迎え、(ピーターラビットの)誕生から現在までの歩みが展示されています。

展示会は、「ピーター誕生までの物語」「『ピーターラビットのおはなし』の彩色画全点」「作者ビアトリクス・ポター監修の貴重な関連アイテム」「ハッピーバースデイ!ピーターラビット」の4部構成です。約170点の絵手紙や彩色原画は、いずれも愛らしく、つい見入ってしまうものばかりでした。中でも、『ピーターラビットのおはなし』の原点となった、1893年にビアトリクス・ポターがノエル・ムーア(病床にあった元家庭教師の息子)へ送った絵手紙の直筆オリジナルを見ることができたのは、幸運でした。

足を運んだのは平日午前、かつ開催が始まって日が浅いにもかかわらず、会場は結構な賑わいでした。ピーターラビットが、世代や性別を問わず愛されていることが良く分かりました。