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人口減少

総務省は、2021年10月1日時点の人口推計を発表しました。それによると、総人口(外国人を含む)は1億2,550万人で、①対前年同月比64万人減、②減少は11年連続、③減少率0.51%は統計を取り始めた1950年以来最大(の減少率)だそうです。

出典:2022年4月15日付日本経済新聞電子版 総人口64万人減の12550万人 21年、減少率最大に: 日本経済新聞 (nikkei.com)

この点、第1に、64万人減は、島根県(67万人)が丸々消滅するイメージです(人口が、島根県を下回るのは鳥取県(55万人)、同水準なのは高知県(68万人)・徳島県(71万人)です)。第2に、生産年齢人口(15~64歳)は、58万人減の7,450万人で総人口に占める割合は59.4%となり過去最低、これに対して、高齢者(65歳以上)は、3,621万人で同28.9%となり過去最高でした。第3に、出生児数は83万人で対前年比4万人減でした。

都道府県別にみても、沖縄県以外全て減少でした。東京都の人口も26年ぶりに減少し、1,401万人となりました。

出典:2022年4月15日付日本経済新聞電子版 東京都の人口、20211401万人 26年ぶり減少: 日本経済新聞 (nikkei.com)

とはいえ、東京都の人口は全国の11.2%を占め都道府県別のトップです。また、生産年齢人口の割合は66,1%で全国最高、高齢者の割合は22.9%で全国最低です。