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子どもの日と15歳未満の人口

昨日は子どもの日でした。とはいえ、最近、鯉のぼりを飾る家や公園で凧揚げをする子供たちの姿を見ることは、ほとんどありません。

それもそのはずです。15歳未満の子どもの数は、2022年4月1日時点で前年より25万人少ない1,465万人で、1982年から41年連続で減少しており、過去最少を更新しているからです。また、子どもの数を3歳ごとの区分で見ると、年齢が低いほど少なくなっています。

出典:2022年5月4日付日本経済新聞電子版 子どもの数、最少の1465万人 15歳未満41年連続で減少: 日本経済新聞 (nikkei.com)

実際、直近の出生児数は83万人で、対前年比4万人減でした。仮に、出生児数83万人がボトムだとしても、2037年(15年後)の15歳未満の子どもの数は1,245万人(=83万人x15年)で、今年に比べて220万人の減少(=1,245万人-1,465万人)です(日本第4の都市、名古屋市の現在の人口が約230万人です)。