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公認会計士資格の表記に関する誤記載

監査法人トーマツは、同法人が作成した監査関係の書類の中で、公認会計士の資格を取っていないにもかかわらず、公認会計士と誤って記載した事例があったと発表したそうです。

出典:2022年7月15日付日本経済新聞電子版 トーマツ、無資格の職員を「会計士」と誤記載: 日本経済新聞 (nikkei.com)

同法人によると、「対象となる書類は、被監査会社に提出した監査チーム体制に係る説明資料、財務局等に提出した監査概要書等及び日本公認会計士協会に提出した監査実施報告書で」「一部の被監査会社が財務局等に提出した有価証券報告書における『監査業務に係る補助者の構成』の記載にも誤りが生じてい」るとのことです。

出典:2022年7月15日付監査法人トーマツHP 公認会計士資格の表記に関する誤りについて (deloitte.com)

この点、説明資料の重要性は論を俟ちません。しかし監査概要書・監査実施報告書・有価証券報告書といった、法令や規則に基づく提出書類にも誤記載があったとなると、本件(誤記載の)位置付けが変わるのかもしれません。