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梅雨明けの修正

先日、気象庁が今年の梅雨入り・梅雨明けの時期の確定値を発表しました。

出典:2022年9月1日付日本経済新聞電子版 関東の梅雨明けは7月下旬、大幅修正 気象庁「力不足」: 日本経済新聞 (nikkei.com)

それによると、速報値で6月下旬が梅雨明けとされた、関東甲信を含む7つの地方は、それぞれ24~28日間ずらし、7月下旬が梅雨明けと修正されました。北陸および東北北部と南部は、特定できないとされました。

気象庁によると、1度に多くの地方が大幅に修正されるのは異例で、現在の発表形式になった1997年以降、20日以上の修正はほとんどないそうです。実際、ゲリラ豪雨や線状降水帯など以前はなかった状況もあります。したがって、今回の修正をもって気象庁を「力不足」とは言えないように思います(新たな不確実性と対峙しているわけですし)。