エクアドル(1)での経験として、「日本の戦後復興の話をして発展途上国であるエクアドルの参考にしてもらうつもりだった。しかし、先方から「日本経済はこの30年間、低成長を続けている。どうしたのか」との問いかけがあった。」という記事に接しました。出典：2023年５月17日付日本経済新聞電子版エクアドルで考えた日本の位置 - 日本経済新聞 (nikkei.com)
そこでは、「日本が１人当たり国内総生産（GDP）で韓国や台湾にも抜かれようとしていることからすれば、当然の質問」であり、「かつてのように日本を経済成長のお手本として仰ぎ見る姿はなく、むしろ経済の低迷に苦しんでいる仲間の国としての目線がそこにはあった。」と述べています。
この点、GDP世界３位という誇りは持ちつつ、海外からは近年成長していない国、と見られている事実を謙虚に受け入れなければならないと思いました。
(1)面積は約25.6万平方キロメートル（本州と九州を合わせた広さ）、人口は約1,780万人。首都のキトは赤道直下に位置し、標高約2,800メートル（富士山の五合目が標高約2,400メートル）。