QC改善事例発表大会に参加する

先週、株式会社やまびこで開催されたQuality Control(以下、QCという。)改善事例発表会(1)にオンラインで参加させて頂きました。限られた時間でしたが、勉強になりました。特に興味深かったのは次の点(2)です。

1.課題解決型のQC活動であること

先ず直接部門と間接部門のメンバーが日頃の垣根を越えてグループを作り、次に自ら発見・設定した課題の解決に向けて取り組み、最後に得られた成果と残された課題を発表するというシンプルで無駄のない本件QC活動は、課題解決に効果的・効率的だと感じました。

2.成果を定量化すること

得られた成果は定量化されていました。この点、会社にとって重要なものは、財務情報として全て金銭で評価し開示されています。したがって、参加された皆さんも本件QC活動の重要性を理解されていると考えました。

一方、私に与えられた課題は以下の通りです。

1.発表内容の理解

生来の能力不足・勉強不足に加えて、発表内容の専門性が高く(3)、理解することができませんでした。少しずつキャッチアップしたいと思います。

2.無形効果について

いくつかのグループは、無形効果という言葉を使って成果を発表していました。無形効果は、会計上の無形資産に通じ得るものかもしれません。機会を見つけてもう少し詳しく教えてもらおうと思います。

最後になりましたが、お声がけ頂いた社内監査役および本件関係者の皆さんに感謝申し上げます。ありがとうございました。

(1)今回は盛岡地区での開催だった。

(2)また発表単位であるグループについて、①メンバーはもちろん、リーダーや発表者に複数の女性が含まれていたこと、②名称がバラエティーに富んでいたことに感心した。

(3)盛岡地区の盛岡事業所は、国内3拠点の1つ。残る2拠点は、横須賀事業所と広島事業所。