ChatGPTの最新モデルが、米国の会計関連の主な資格(1)試験の合格ラインを上回ったそうです。出典：2023年５月23日付BloombergChatGPT最新版、米国公認会計士含む４つの難関試験に合格－調査報告 - Bloomberg
この点、それぞれの試験の難易度(2)を論じる知見はありません。しかし、「前のバージョンが不合格になってからわずか数カ月で合格にこぎ着けた。」というスピード感に驚かされました。改めて、生成AI（Artificial Intelligence）との共存は待ったなし、止めるのではなく受け入れる姿勢(3)が求められていると強く感じました。
(1)米国公認会計士（US Certified Public Accountant）、米国公認管理会計士（US Certified Management Accountant）、公認内部監査人（Certified Internal Auditor）、米国税理士（Enrolled Agent）。
(2)細かく言うと、CIAの試験は日本で受験している。またここでは挙げられていないが、公認不正検査士（Certified Frand Examiner）の試験も日本で受験している。
(3)そのためには、自分の頭で考えた自分なりの解釈が不可欠である。また大学教員にも変革と行動変容が求められている。この点、例えば、2023年５月27日付日本経済新聞電子版ChatGPTなど生成AI、大学の活用術 立命館大学は英訳分析 - 日本経済新聞 (nikkei.com)。