将棋の藤井聡太六冠(1)(2) が、第81期名人戦七番勝負で渡辺明名人を破り最年少名人となりました。これにより、谷川浩司十七世名人が持つ21歳２ヵ月の最年少記録は、約40年振りに更新されることとなりました。また、七冠達成は、1996年、当時25歳４か月だった（十九世名人の資格を持つ）羽生善治九段に続く２人目で、こちらも最年少記録です。歴史的瞬間に立ち会うことができて幸運でした。ありがとうございました。出典：2023年６月１日付日本経済新聞電子版将棋・藤井聡太六冠が名人戦制す 最年少で七冠に - 日本経済新聞 (nikkei.com)
将棋界の残るタイトルは王座です。今後、藤井新名人による全八冠制覇(3)なるか注目したいと思います。また日本将棋連盟には、現在の将棋ブームを一過性のものとせず、ファンの裾野を広げ定着させる取り組みをしてもらえればと思います。
(1)2002年７月19日生まれの20歳。
(2)竜王、王位、叡王、棋王、王将、棋聖の六冠。
(3)羽生九段による七冠達成は、全七冠制覇だった。