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駅売店における新聞・雑誌の取り扱い変更

最寄り駅改札口を出てすぐのtoks(1)で、新聞・雑誌の取り扱い変更のお知らせとして、以下が周知されていました。「6月のリフレッシュオープンに際しまして、新聞雑誌の取り扱いを次の通り変更させて頂きます。新聞・・・取扱品目の減少、雑誌・・・販売終了。」

雑誌は販売終了です。昨年のテニスマガジンの休刊を思い出しました。また週刊朝日(2)が、5月30日発売の最終号で休刊となり、101年の歴史に幕を下ろしたのは記憶に新しいところです。

このまま紙の新聞・雑誌は、販路を失い、徐々に休刊を余儀なくされるのでしょうか(3)

(1)toksは、東急グループの東急ストアが運営する、東急電鉄各駅の構内で営業している駅売店の名称で、TOKYUとTHANKSを合わせた造語。

(2)朝日新聞出版の日本最古の総合週刊誌だった。

(3)確かに大学や学会の刊行物も、紙(例えば抜き刷り)からネット(例えばウェブ配信)に代わりつつある。しかし(特に新聞における)紙の一覧性・網羅性は、ネットの速報性・利便性とは異なる(優る)価値がある。