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所属学会のセミナーと部会に参加する

今日は、所属学会のセミナーと部会に参加しました。

先ず、日本会計研究学会の第5回国際リサーチセミナーにオンラインで参加しました。同セミナーでは、David Hay教授(1)が、”Climate Risk Disclosures and Auditor Expertis”というタイトルで講演されました。ご専門の鑑査の立場からの気候変動リスクの開示についてのお話を通して、①企業による開示に当たっては監査人の専門性が不可欠で、②ステークホルダーは投資家だけではないことが良く分かりました。

午後は、日本簿記学会の第39回関東部会に参加しました。先週の研修会に続いてリアルでの参加でした。統一論題のテーマである「経営環境の変化と簿記」を通して、①時代や環境が変わっても、簿記が会計および企業活動を支える技術であることに変わりはないこと、②ただし時代や環境の変化に応じて、簿記(処理)も変わり得ることを確認することができました(2)

時間的にはややタイトでした。しかしおかげさまで有意義な1日となりました。ありがとうございました。

(1)Professor of Auditing University of Auckland. Former Editor-in Chief, International Journal of Auditing.

(2)自由論題報告も、貸方項目(第1報告)・借方計上項目(第2報告)がタイトルに含まれる「簿記学会」っぽいものだった。