この映画は、ウェス・アンダーソン監督の新作です(1)。
内容は、アステロイド・シティという砂漠の架空の都市で科学イベントが行われている時に宇宙人が到来し、居合わせた人たちが、rock downされたアステロイド・シティに取り残され、様々な騒動を引き起こす様子を描いたコメディです。
内容は一見シンプルです。ところが、①上記はある舞台演劇で、②映画はその舞台演劇を紹介する番組という建付け(2階建て)になっています(2)。したがって、シンプルなコメディなのに一生懸命観ました(3)。1950年代のアメリカ西部の砂漠地帯を走るアメ車やモーテルなども興味深かったです(4)。
(1)同監督の作品鑑賞は、『フレンチ・ディスパッチ』、『グランド・ブダペスト・ホテル』に続いて3作目。
(2)番組では、演劇作家自身のエピソードも挿入されている。したがって、建付けとしては3階建てと言った方が正しいかもしれない。
(3)鑑賞後の答え合わせのためにパンフレットを買った。
(4)核実験による(と思われる)キノコ雲も登場した。