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紙の手形・小切手の発行停止

三菱UFJ銀行とみずほ銀行は、2024年1月から新規の当座預金口座の開設者を対象に、紙の手形・小切手の発行を停止するそうです。出典:2023年9月20日付日本経済新聞電子版三菱UFJ銀行・みずほ銀行、手形小切手の発行停止 新規開設で - 日本経済新聞(nikkei.com)

この点、政府は小切手を含めて2026年を目途に全廃を目指しています(1)。したがって今回大手2行は歩調を合わせた形です(2)。約1年前には大阪手形交換所が業務を終了しています。

今後、国内取引における手形・小切手は、簿記の世界でしか接することができなくなりそうです。

(1)全国銀行協会も政府方針に基づき、取引先の企業に対して電子決済への移行を促している。

(2)三井住友銀行は、一足早く今年8月、新規口座開設者を対象に10月から手形・小切手の発行を停止すると明らかにしている。