藤井聡太七冠が、永瀬拓矢王座を破り王座のタイトルを奪取しました(1)。これで藤井七冠は、将棋界にある８つのタイトルを全て同時に制覇する史上初の偉業を成し遂げ、八冠となりました(2)(3)。おめでとうございます。出典：2023年10月11日付日本経済新聞電子版藤井聡太八冠が誕生、史上初の独占 将棋王座戦で永瀬拓矢王座から奪取 - 日本経済新聞 (nikkei.com)
藤井八冠が棋王のタイトルを奪取し、六冠になったのは７ヵ月前です。その後、名人と王座をどちらも史上最年少で奪取し、八冠となりました。
藤井八冠は、タイトル戦初挑戦以降、今回の王座戦を含む全てのタイトル戦(4)を制しています。今後どこまで記録を伸ばすのか楽しみです。同時に、羽生善治九段のタイトル99期という記録の偉大さを、改めて認識することとなりました(5)。
(1)21歳2ヵ月での王座奪取は最年少記録。
(2)王座の他は、竜王・名人・王位・叡王・棋王・王将・棋聖。
(3)プロ入り（四段昇段）は2016年、14歳２ヵ月の時（こちらも史上最年少）。（プロ入り後）７年で八冠となった。
(4)計18期。
(5)仮に八冠を12年間保持しても及ばない。