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日本のGDPがドイツに抜かれ世界4位に転落

日本のドル換算での名目GDP(国内総生産)が、2023年にドイツを下回って世界4位に転落する見通しであることが、国際通貨基金(IMF)の予測で分かったそうです。出典:2023年10月24日付日本経済新聞電子版日本のGDP、ドイツに抜かれ世界4位に IMF予測 - 日本経済新聞 (nikkei.com)

この点、「足元の円安やドイツの高インフレによる影響も大きいが、長期的な日本経済の低迷も反映している」という見立てに同意します。実際、①業種:家電メーカー、②原料:半導体、③製品:スマホなど、「長期的な日本経済の低迷」を実感させられる事例は、枚挙にいとまがないからです。最近は、日本の1枚看板である自動車(トヨタ)についても、①電気自動車(EV)が身近になり、②アジアのEVメーカーの存在感を感じます(1)

(1)アジアといえば、1人当たりの名目GDPが33,949ドルで世界34位の日本は、同35位で33,147ドルの韓国に肉薄されている由。韓国に駐在している友人のコメントが思い出された。