９ヵ月ほど前、東京への人口集中の再加速を取り上げました。今回は東京への企業の再集中です。出典：2023年11月11日付日本経済新聞電子版東京に再び集う企業、対面の仕事重視 23区転入13%増 - 日本経済新聞 (nikkei.com)
この点、コロナ禍におけるリモートワークの広がりで、郊外や地方への移住が進むかと思われました。しかし一過性で定着せず、「経済の正常化で対面の仕事が戻る流れで、都心の利便性が見直されている。オフィス需給の緩みも呼び水となっており、再び東京一極集中の兆しが浮かぶ。」そうです。確かに、出校時利用する東急田園都市線の最寄駅から渋谷駅までの混雑は、以前よりひどくなった印象があります(1)。
第二次世界大戦終了後約80年が経過し、（日本全体の）人口減少に歯止めがかからない中、東京一極集中(2)だけは変わりません。。
(1)コロナ禍で人が少なかった時代を経験したため、最近の混雑を余計ひどく感じるのかもしれない。
(2)例えば、都のGDPはインドネシアやオランダといった国々に匹敵する。出典：2023年11月12日付日本経済新聞電子版東京一極集中とは 都のGDP、インドネシアに匹敵 - 日本経済新聞 (nikkei.com)。