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会計専門職大学院時代の指導教官との会食

先日、会計専門職大学院時代の指導教官と会食をしました。

先生は当時、大手監査法人(1)から同大学院(2)へ移られたばかりでした。公認会計士として実務経験が豊富な先生は、(当時から専門とされていた)「コーポレート・ガバナンス」「リスクマネジメント」「内部統制」を担当されていました。会計原則や会計基準を支えるこれらを、ゼミ生(の1人)として直接学ぶ機会を頂けたことは幸運でした(3)。ありがとうございました。改めて御礼申し上げます。

先生は、同大学院での任期を全うされた後、①大規模上場企業の社外監査役や取締役監査等委員、②日本監査役協会副会長を歴任されました。今年、全ての役職を退かれたことから、会食の機会を頂くこととなりました。

もちろん、年賀状のやり取りや折々のコミュニケーションはとらせて頂いています。しかし、2人でじっくりお話をさせて頂いたのは、初めてだったかもしれません。おかげさまで、有意義な時間を過ごすことができました。何より、80歳を超えてもお元気なご様子が嬉しかったです(4)。また私が現在、大学教員と社外監査役を務めていることを喜んでおられました。正直、当時は思ってもいませんでした。これも、同大学院時代に先生の薫陶を受けたことが、縁をもたらしてくれたのかもしれません。感謝の気持ちと初心を忘れず、引き続き精進しようと思います。

(1)代表社員を最後に退所された。

(2)特任教授に就任された。

(3)比較的早い時期だったことも幸運だった。

(4)ご自宅から二子玉川までご足労頂いたが、矍鑠としておられた。「鎌倉山」のランチコースを、最後のデザート(とコーヒー)までお食べになるなど食欲も旺盛だった。