· 

日本の研究力が低迷する要因

日本の研究力が低迷する要因として、(日本の)研究者の忙しさが指摘されていました。出典:2023年12月17日付日本経済新聞電子版多忙な日本の学者、そがれる研究時間 科学力低迷の必然 - 日本経済新聞 (nikkei.com)

この点、①私自身は「研究者」というには全く能力不足であること、②理系と文系、国公立と私立といった違いもある(だろう)ことから、本件指摘を評価することはできません。しかしアカデミアの片隅に身を置かせてもらっている立場からすると興味深い内容でした。例えば、最後の図表におけるヘッドライン(1)で、附属病院収益(の絶対額と増加傾向)についてふれていないのはなぜ?といった素朴な疑問も浮かびます。

それはさておき、せっかくの機会かつ年末も近いので、自らの「研究・教育・社会貢献・学務のバランス」(2)と中身を振り返り、来年の目標設定に活かそうと思います。

(1)ヘッドラインには「国立大学への運営費交付金の減少は止まり、競争的研究費が増えている」と記載されている。

(2)ここでは、「研究33%・教育3割弱・社会貢献20%・学務20%弱」とされている。