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第170回芥川賞・直木賞と生成AI

先日芥川賞を受賞された九段氏は、「執筆で実際に生成AIを使い、全体の5%程度はAIの文章を採用している。「AIを利用しながら自分の創造性を発揮できるよう、うまく付き合っていきたい」と語った。」そうです。出典:2024年1月17日付日本経済新聞電子版芥川賞に九段理江氏、直木賞に河﨑秋子氏と万城目学氏 - 日本経済新聞 (nikkei.com)

良く知られているように生成AIは、すでに資格試験の分野で一定の存在感を示しています。今回、創作の分野における使用が明らかにされたことは、(小説と論文という違いはありますが)、アカデミアの世界にも何らかの動きをもたらすのかもしれません(1)

(1)例えば、「AIの文章を採用し」た場合、”made with AI”という注記が必要となるかもしれない。