先週最後（22日）の東京株式市場における日経平均株価の終値は、前日比836円52銭（2.19%）高の39,098円68銭となり、1989年12月29日に付けた史上最高値（38,915円）を34年2カ月ぶりに更新しました。出典：2024年２月22日付日本経済新聞電子版日経平均、終値3万9098円 34年ぶり最高値更新 - 日本経済新聞 (nikkei.com)
良く知られているように日経平均株価は、日本経済新聞社がプライム市場の代表的な銘柄を選定(1)し指標(2)としています。この点、日本を代表するこれらの銘柄（企業）が、①（日本市場以外の）グローバル市場で活動し、②（日本以外の）海外で稼いでいるとすれば、日本経済の状況と必ずしも連動しないのでは？という素朴な疑問が浮かびます(3)。
(1)指数対象銘柄はプライム市場から選定した225銘柄。主な選定基準は、①市場流動性の高さ、②業種のバランス。
(2)225銘柄の株価の平均値。したがって株価が高い銘柄の影響を受けやすい。
(3)例えば企業数を見ると、上場企業は3,927社（プライム1,655社、スタンダード1,613社、グロース564社、TOKYO PRO Market 95社）。また日本の99%の企業は非上場企業で、その数は300万社超と言われている。