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2023年の出生数が過去最少を記録する

厚生労働省が発表した2023年の出生数(外国人含む速報値(1))は75万8,631人で、前年から5.1%減少(2)したそうです。出典:2024年2月27日付日本経済新聞電子版2023年出生数は最少75.8万人 縮む日本、迫る適齢期人口2030年の崖 - 日本経済新聞 (nikkei.com)

残念ながら日本の人口減少は、着実かつスピードに拍車をかけて進んでいるようです(3)

(1)今回公表された速報値は、①国内で生まれた日本人の子供、②国内で生まれた外国人の子供、③海外で生まれた日本人の子供の合計。①に絞り込んだ出生数は例年6月に公表される。2023年は72万人台と見込まれている。

(2)8年連続の減少で過去最少。

(3)お隣の韓国も同様の状況である。出典:2024年2月28日付日本経済新聞電子版韓国出生率23年「0.72」、過去最低更新 子育て不安重く - 日本経済新聞 (nikkei.com) 韓国の出生率が低い要因として挙げられている、①高額な教育費、②育児との両立が難しい労働環境、③高い住宅価格、④ソウル一極集中は、(全て)日本にも当てはまる。