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在宅避難のすすめ

世田谷区から、「災害時お家生活のヒント-どうしたらいいの?在宅避難-」という小冊子が届きました。

ざっと目を通したところ、「世田谷区民は約92万人。区内の避難所は95ヵ所。災害時の避難所は人であふれます。お家が安全な場合はお家で過ごしましょう。」(p.4)が趣旨(のよう)でした(1)

確かに区民全員が1度にかつ均等に避難所へ避難すると仮定した場合、(避難所)1ヵ所当たり9,684人(の区民)を受け入れることになります。これでは区(行政)が(区民に対して)在宅避難を勧めるのも無理はありません(2)

正直これまで避難について強く意識したことはありませんでした。しかし先ずは日用品の備蓄といった、身の回りの現状確認から始めようと思います。

それにしても、「災害時の避難所」を端からあてにできないのは辛いところです。

(1)地震が発生した場合の避難場所として、①自宅が安全な場合は在宅避難、②自宅が安全でない場合は縁故避難・自主避難そして避難所を挙げている(p.3)。

(2)わが家には2匹の猫もいる。