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日本全国の空き家と都内の新築億ション

総務省が発表した2023年10月時点の住宅・土地統計調査によると、国内の住宅総数に占める空き家の割合は過去最高の13.8%で、2018年の前回調査から0.2ポイント上昇し、(空き家の)数も899万戸と過去最多となったそうです。出典:2024年4月30日付日本経済新聞電子版「放置空き家」20年間で1.8倍 空き家率は最高13.8% - 日本経済新聞 (nikkei.com)

東京都の空き家も(2023年10月時点で)89万8千戸と、(2018年の前回調査から)11%増えたようです。出典:同上東京都内の空き家898000戸、5年で11% - 日本経済新聞 (nikkei.com)

一方、東京都内の新築マンション価格は高騰しており、不動産経済研究所によると2023年度の平均価格(23区内)は、前年度5.7%高の1億464万円と年度ベースで初めて1億円を突破したとのことです。出典:2024年4月18日付日本経済新聞電子版都内は億ション、年度平均でも 「年収7倍」背伸び買い - 日本経済新聞 (nikkei.com)

この点、第1に空き家の有効活用・第2にマンションの新築が、環境負荷削減や人口減少対応といった喫緊の課題に対する優先順位のように思いました。