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『監査法人と企業の仲裁機関を』というコラム

先日、『監査法人と企業の仲裁機関を』というコラムに接しました。出典:2024年5月11日付日本経済新聞電子版https://www.nikkei.com/article/DGKKZO80595420Q4A510C2EN8000/

内容的には、①監査法人と企業の仲裁機関が必要な状況とは?という素朴な疑問、②注意したいのはこうした時、監査法人には責任回避の動機が強く働いている、 ③会計監査人の権限の使い方次第では、会計不正が作り上げられることも考えられるという見解(主張)に対する違和感を感じるものでした(1)

(1)②については、二重責任の原則に依拠して、会計監査人の立場をより明確に説明(主張)することはあるかもしれない。③については、会計監査人が会計不正を作り上げることは、二重責任の原則に引き寄せても考えにくい。