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公共交通機関の不安はすぐ近くにも

川崎市は、主にJR武蔵溝ノ口駅・東急溝の口駅、東急宮前平駅、小田急生田駅に発着するバスを、6月10日から平日95便減らすそうです(1)。出典:2024年5月28日付日本経済新聞電子版川崎市バス、610日から平日95便減 運転手足りず - 日本経済新聞 (nikkei.com)

驚きました。というのも、この地域にこの類の話は無縁だろうと(勝手に)思い込んでいたからです(2)。しかし原因が、「運転手が不足しているため」だとすると認識を改めなければいけません。本件、名古屋市営バスのバス停で見た、「100円の収入を得るために109円の費用がかかる(令和4年度)」という表示と同じくらいの衝撃でした。

(1)減便の対象は(川崎市)宮前区にある鷺ケ峰営業所管内のバスとのこと。

(2)例えば、溝の口駅・宮前平駅は、①どちらも田園都市線の駅で、②自宅最寄駅から(渋谷と反対方向に)4駅・7駅のところにあり、③その混雑はbeforeコロナも withコロナの今も変わらず、逆にひどくなった印象さえあるから。