監査法人でAIを使い、業務を効率化する動きが広がってきたそうです。出典：2024年６月４日付日本経済新聞電子版監査法人、生成AIで業務効率化 あずさは22万時間削減 - 日本経済新聞 (nikkei.com)
例えば、①対話型AI導入による監査時間の削減(1)、②監査調書作成を手助けする生成AIの開発(2)、③米国法人が開発した生成AIの導入による文書作成の効率化(3)が挙げられています。加えて、「高度化するのにも役立つ」ようです。
もっとも、「生成AIは事実と異なる内容を返すリスクがゼロではな」いことから、「現時点では最終的なチェック作業を人間が担い」、「人間が間違いに気づく判断力を養うことも欠かせない」とのことです。となると、「人間の目で追いきれない膨大な書類を読み込ませた」AIの間違いを、人間（の目）がどのように発見しうるのか？という素朴な疑問は生じます。
(1)あずさ監査法人。
(2)トーマツ。
(3)PwCジャパン。