· 

海外空売り投資家によるリポートの公表

海外の空売り投資家であるスコーピオン・キャピタル(1)が、日本のプライム市場に上場する半導体製造装置大手レーザーテック(株)に関して、同社の製品需要動向や会計処理について疑いを指摘するリポートを公表したそうです。出典:2024年6月5日付日本経済新聞電子版レーザーテック株急落 空売りファンドが疑義、会社は否定 - 日本経済新聞 (nikkei.com)

これに対して同社は、「「不正会計の疑惑について明確に否定する」と開示した。直近の四半期報告書はPwCジャパンの監査証明を受けており、適正意見だった」と説明しています。出典:同年月6日付日本経済新聞電子版レーザーテック「会計処理は適切」 海外ファンドに反論 - 日本経済新聞 (nikkei.com)および同社HP(2)

この類の話は時折耳にします(3)

(1)空売りに特化したヘッジファンドなどに勤務していたキル・カロン氏が最高投資責任者を務める。所在地や運用額は明らかにしていない。

(2)2024年6月5日付00.pdf (eir-parts.net)、同年月6日付00.pdf (eir-parts.net)

(3)例えば、①ヒンデンブルグ・リサーチ→インドのアダミ・グループ、②ラウカス・リサーチ・グループ→日本の伊藤忠商事