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天然ガス関連銘柄への関心が高まる

人工知能(AI)の普及で電力需要の急増が見込まれる中、株式市場において、発電で利用が拡大する天然ガス関連銘柄への関心が高まっており、半導体株や電力株に次ぐ「勝ち組」になるとの期待があるそうです。出典:2024年6月23日付日本経済新聞電子版「座礁資産」AI支え勝ち組に ESG投資に新たな試練 シニアライター 山下真一 - 日本経済新聞 (nikkei.com)

この点、「ブームが去ったESG(環境・社会・企業統治)投資のさらなる逆風になるか」どうかはさておき、「石油と石炭、天然ガスの化石燃料は、脱炭素を進める中で「座礁資産」とされ」「2~3年前まで環境派株主から厳しい目を向けられ、生産縮小を迫られる会社もあった」頃と比べると、現状は様変わりのようです。

ところで、「座礁資産」という言葉は、以前、日経で紹介されていました。それによると(座礁資産とは)、「市場や社会環境の変容で価値が毀損したり、大きく目減りしたりする可能性のある資産を指」し、「2011年に国際環境NGOの「カーボントラッカー」が発表した報告書で初めて座礁資産の概念を提唱したとされる」とのことです。出典:2024年2月16日付日本経済新聞電子版座礁資産とは 脱炭素など社会環境変化で価値低下も きょうのことば - 日本経済新聞 (nikkei.com)

この分野は専門外かつ不勉強です。しかし(直感的に)減損会計基準が定める「減損の兆候(資産又は資産グループに減損が生じている可能性を示す事象)を有する資産」が思い浮かびました。